アパートの外壁塗装は入居率アップに効果あり！実施するメリットや注意点を徹底解説

アパートの外観を維持・向上するための手段として、外壁塗装が有効です。外壁塗装によるメリットは多く、入居希望者を増やし、早期退去を防ぐための切り札として活用できるでしょう。この記事では、外壁塗装によるメリットと注意点、そして費用を経費に計上できるのかといった点について解説します。

アパートの外壁塗装を行うメリット

アパートの外壁塗装を行うメリットとしては、以下の3点を挙げられます。

＜アパートの外壁塗装を行うメリット＞

それぞれの項目を、わかりやすく解説しましょう。

外壁塗装で外観をきれいにすることで、入居希望者に与える印象がよくなります。人によっては、家賃や間取りと同じかそれ以上に、外観のよさにこだわって物件選びをすることもあるのです。仮に築年数が30年以上などの古い物件でも、外観が美しければイメージがよくなり、契約を検討してもらえるかもしれません。

反対に見るからに古くて汚らしい外観の場合は、写真を見た段階で避けられてしまう可能性が高まるでしょう。内覧まで進んだとしても、現地で見栄えの悪さが目についてしまい、入居を見送られる可能性もあります。

外観いい賃貸物件は資産価値が高く、家賃を維持しやすくなります。家賃を維持できるかどうかは需要によって決まるため、外観が美しく、多くの人にいい印象を与えられる賃貸物件ほど有利です。古くなった賃貸物件でも、築年数の割に見栄えがいいと感じてもらえれば、家賃を維持しやすくなるでしょう。

断熱効果をあわせもった塗料を使用することで、夏は涼しくて冬は暖かい、住み心地のよい住宅に変化させられます。これにより、入居者は光熱費を節約することも可能です。また、定期的にメンテナンスを実施する姿勢も、入居者からの好印象を集めやすく、退去される確率を引き下げられるでしょう。

アパートの外壁塗装を行う前に、覚えておくべきデメリット・注意点は、以下の2点です。

＜アパートの外壁塗装を行うデメリット・注意点＞

こちらも詳しく解説するので、内容をチェックしておきましょう。

アパートを外壁塗装する場合、100万円単位の高額な費用がかかります。あくまでも相場ですが、2階建ての小規模なアパートでも200万円前後、3階建て以上になると300万円以上の費用が必要です。また、特殊な塗料を使用する場合は、さらに料金が上乗せされる可能性もあるため、注意しましょう。

外壁塗装で注意すべきなのが、業者選びです。外壁塗装は職人が手作業で行うため、業者によって仕上がりのクオリティに差が生じます。素人では作業が上手なのかそうでないのかを判断しにくく、作業の数年後になって、ようやく粗悪な業者だったと判明するケースは少なくありません。

また、手抜き工事やぼったくりといったトラブルにも警戒すべきです。悪徳業者と契約してしまうと、本来は受けられる保証も受けられず、自腹で外壁塗装のやり直しが必要になるかもしれません。業者選びは口コミも参考にしながら、慎重に行いましょう。

外壁塗装に使う色次第で、むしろ入居希望者に悪印象をもたれるリスクもあります。たとえば若者向けの賃貸物件ならばポップな色合いでも支持を集めやすいのですが、年配の入居者からは好まれにくいでしょう。地域性やターゲットにしている年代を考慮して、敬遠されにくい色を選ぶことも重要なポイントです。

結論として、アパートの外壁塗装にかかる費用は、経費として認められます。使用する塗料によっては、外壁塗装により資産価値が向上したとみなされる可能性もありますが、一般的な塗料を使用した範囲に関しては修繕費として認められ、差額は減価償却の対象となることが一般的です。

アパートの外壁塗装を実施することで、アパート全体の価値を高められ、集客力のアップにつなげられます。断熱性を高める塗料の使用も可能であり、住み心地も向上させられるため、入居者に退去されるリスクも引き下げられるでしょう。

ヘヤミセでは、オーナー様のアパートを詳しく確認したうえで、本当に必要な設備投資をご案内します。今すぐ外壁塗装を行うべきなのか、どんな業者に依頼すれば失敗しないのかなど、外壁塗装に関する悩みをお抱えの方も、ぜひ当社までご相談ください。