空き家の活用方法は？それぞれのメリット、デメリットを徹底解説 | 熊本市北区・合志市・菊陽町の賃貸管理はヘヤミセ

空き家の存在は、全国的な問題にもなっています。この記事を読んでいる方の中にも、空き家の活用方法に悩んでいる方がいるかもしれません。そこでこの記事では、空き家の活用方法を5つピックアップして解説します。メリット・デメリットを確認しながら、自分に合った活用方法を見つけましょう。

空き家を活用せずに放置するリスクは多い

空き家を活用せずに放置していると、以下のようなリスクにさらされます。

＜空き家を放置するリスク＞

このようなリスク・トラブルを避けるために、空き家はなんらかの形で活用しましょう。

賃貸物件としての価値に期待できる空き家の場合は、賃貸物件として利用することを検討しましょう。築年数が比較的新しい物件や、駅近などアクセスのいい物件の場合、とくに勝算があります。不動産会社にも相談しながら、入居者を探してみましょう。

仮にそのままでは需要を満たせない場合、修繕やリフォームをおこなうことで、空き家の価値を高めることが可能です。新しい耐震基準をクリアするための修繕もできるので、古い空き家でも諦めずに活用できる道があるかどうか、探ってみてください。

ただし、地域によっては需要を満たせずに、空室の状態が続くかもしれません。仮に修繕やリフォームで数百万円～数千万円単位の金額を使ってしまい、入居者が見つからなかった場合は、投資額を回収することが困難になるため、注意しましょう。

賃貸物件としての活用が難しい場合は、シェアハウスとして生まれ変わらせる手段も有効です。通常の区分マンションと比べて収容率を高められることがシェアハウスのメリットで、入居者が多い人気物件になれば、高額な収益の確保を目指せます。

デメリットとなるのは、クレーム対応に追われるリスクが高いことです。シェアハウスには共用部が多く、人と人の関わりも密接になります。必然的にトラブルが起こる可能性も一般的なアパート・マンションよりも高く、相談やクレームを受ける確率が高くなるのです。

地方創生の切り札として活用されているのが、民泊です。2018年には民泊新法が施行し、年間180日まで、空き家を民泊として貸し出せるようになりました。アフターコロナではインバウンドの需要も見込めるため、空き家を解消する有効な手段のひとつになります。

注意すべきなのは、通常の不動産投資とは異なり、短期間での清掃・修繕が必要になることです。次の利用者が到着するまでの間に清掃を済まさなければなりませんし、設備が破損した場合は、速やかに修繕しなければなりません。また、建物や設備が壊された場合の賠償責任についても、明確化する必要があります。

建物の有効な活用法が見つからなかった場合は、売却処分することも視野に入れましょう。賃貸としては不人気な物件でも、売りに出すと、人気物件に化ける場合も見られます。定年を機に田舎暮らしを実現させたいと考える人が、預貯金や退職金を使って自宅を一括購入しようとするケースは多いのです。

購入時の価格と比べると大幅なディスカウントを強いられる可能性が高いものの、売却すれば固定資産税をはじめとする維持費がかからなくなります。空き家を持ち続けること自体を負担に感じている場合は、思い切って手放すことも検討しましょう。

建物が老朽化して価値を失ったとしても、土地そのものに需要があれば、有効活用できます。たとえばコンビニなどの店舗を運営・誘致したり、駐車場を経営したり、日当たりがいい場所なら太陽光発電をおこなったりしてもいいでしょう。また、更地にしたうえで住宅を建て直し、不動産投資に活用する方法もあります。

注意点としては、解体に多額の費用がかかる可能性が高いことです。建物をそのまま貸し出せれば初期投資のコストが低くリスクも避けられますが、解体工事後の運用に失敗すると、大きな赤字が発生します。また、当該地域に合った土地の活用方法を見つけるのが難しいことも難点です。

空き家の有効な活用方法は、大きくわけて5パターンです。この記事では、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説しました。空き家のまま放置するのはハイリスクなので、できるだけ早く有益な活用方法を見つけましょう。

ヘヤミセは、熊本市周辺の不動産に特化して、賃貸・売買・管理業務を手がけています。その地域に見合った最適な空き家の活用方法を見つける自信がありますので、空き家問題にお悩みのオーナー様は、当社にご相談ください。